あたりや (高松市)

あたりや

2軒目は「あたりや」。今回の旅では、とりあえずここに来たかった。
今まで幾度となく訪れたが、いつも「麺が無くなりました」の閉店看板。
どうしても香川県中南部を主に巡ってしまうため、高松市の中心地に程近い名店に着く時間帯が遅くなりがちなのだ。
ということで、先ずは10時20分の開店時間に合わせて、松下→あたりや のコースとした。
しかし、この店の場所は分かりにくい。前に来たときはパチンコ屋が目印だったが今はフィットネスクラブ。その前にある小さな看板を見落とすと「あたりや」の存在には気づかない。地下駐車場を降りて小さなプレハブの前に客が並んでいるのを見てようやく店だと確認できる。
ここの定番は「あつあつ」と聞くが、コシを確かめたいので「ひやあつ」を頼む。
いやー。。これはなかなかのコシ。ただ、モチモチというよりは、ガッシリとした感がある。
ここの店主さんは名店「山内」出身の方のようで、その山内のルーツは「宮武」とのこと。よって「宮武」「山内」「あたりや」はファミリー店といわれている。「宮武」の麺は野武士を思わせるような強烈なコシが印象的で、「山内」はその角を取ったような麺だった。
「あたりや」はその流れを更に洗練させたような味わい。はっきり言って「山内」よりいい。
ダシも透きとおったイリコダシで味わい深い。期待どおり。やっぱり来た甲斐あった。。
場所さえ分かればアクセスもしやすく、「食いまくり」の旅でなければ、ここだけでもOKでは?という感想。
「ひやあつ(小)」少し高めの250円。今度は大を食いたい。。