そりゃねーよ カシオさん(CASIO MRG-1Z-1)

捨てろってことかよ


G-SHOCK〜多くのモデルではボディをポリウレタンで包む方式を採用しているが、ポリウレタンは長期間の使用では経年劣化が起こり、堅牢性が失われる。(Wikipediaより)


今、自分の中で再度G-SHOCK熱が上がってます。
熱が上がって買い漁ってるんではなくて、過去に買い漁ったものを最近よく使ってます。
やっぱり、ガンガンラフに使える腕時計はG-SHOCKに勝るものはなく、デザインを今見直しても結構いい。大好き。


「お! 久し振りにこれ使ってみようかな」
と手に取ったのは、MRG-1Z-1。今や最強ラインナップになっている「MR-G」ファーストモデルの1997年ブラックチタン限定。
当然電池切れなんだけど、経年劣化によりそれ以上のダメージが。。
そう。G-SHOCKの特徴である、本体を覆うウレタンがヒビ割れしてボロボロ剥がれる。これもだ。
電池交換と合わせてメーカー(カシオ)に修理してもらおうと、会社近くのミヤコ時計店さんにお願いすると、


「これ、絶対に修理したいですか?」
「え?」
「恐らくこのモデル、部品が無いですね。。」
「そんなに古いモデルでしたっけ??」


とりあえずメーカーに送ってもらったら、おっしゃるとおり「修理不能」。未修理返却。
以前、スティングモデル(DW-5700C)でも同じことがあって日記でグチってるけど、まぁさすがに20年以上経つヴィンテージモデルだから仕方ないかと自分を納得させることは出来ました。
でも、発売開始から10年程度で「部品が無いから修理不能」って、チョットひどくないですか?
ブーム真っ最中にプレミア価格で買わされたモノを含めて、自分が持っているG-SHOCKは殆ど修理不可。
ヴィレッジヴァンガードのショーケースを見たら、10年以上前のカシオ時計がゴロゴロ売ってるけど、これも全部修理不可。
っていうか、今現行モデルとして売ってるG-SHOCKも発売開始から5年程度経つモデルだったら、賞味期限は残り5年以内ってこと。


言わせてもらいます。
G−SHOCKなんか買っちゃダメです。


流行を煽るだけ煽って、新しいモデルや限定モデルをドンドン作るけど、修理用のパーツストックは無し。
「壊れない時計」「電池交換不要」
と言うけれども、本体を覆うウレタンベゼルやベルトが切れたら「修理不能」。そんなの捨てて新しいモデルを買えって。
消費者をバカにするのもいい加減にして欲しい。


腕時計って、そこらの電気製品やケータイとは違って、いつも身につけるものだし特別な愛着が沸くものです。
お父さんからもらった腕時計を大事にしてる人とか、いい感じじゃないですか。


過去のパーツをストックするコストを多く割けない会社の事情もあるんでしょうけど、だったら新しいモデル作ってもベルトやベゼルなんかの消耗品は共通で使えるようにするとか。なんか考えようはあると思うんですよね。
「壊れない時計」ならそれくらいのことは考えてくださいよ。カシオさん。


しかし、社外品でも今同じパーツを作ったら結構売れるだろうなー。海外も視野に入るし。
やったろかな。。